おっぱいが詰まるのは私の性格だった!
息子が産まれて1年と3ヶ月が経つが、
ほとんど毎日のようにおっぱいにしこりができ、
細い乳腺が詰まって、
ときどきはチクチクと痛み出す。
幸いにもこれまで乳腺炎にはなっていないけれど、
このしこりを放置したらまずい!
乳腺炎になる気がする!
というしこりは幾度も体験してきた。
産まれてからの数ヶ月は、
しこりができる度に助産所へ駆け込み、
マッサージをして緩和してもらっていたが、
何度も行くうちに自分でもできるようになったので、
生後半年くらいからは自分で解消するようになっていた。
その頃はときどきできるしこりだったけれど、
生後8ヶ月くらいからだったかな、
息子がおとなしくおっぱいを飲まずに
動き回ったり、なにか物音がしたり
気になる物があるとそっちに気を取られて
しっかり飲まなくなることも増えてきたせいか、
ほぼ毎日のようにしこりができるように。
日々お風呂で絞ったり(詰まっていると、
冷たい母乳がピューと出る)、
おっぱいの詰まりに効くハーブティーを飲んだり、
チクチクもあるときは葛根湯を飲んだりして、
やり過ごしていたのだけれど、
地味にストレスとして蓄積していた。
もちろんネット検索は数えきれないほどしていたが、
何を見ても書いてあることは同じ。
授乳時間をあけないようにとか、
食べ物に気をつける、授乳姿勢に気をつける、
冷やさないようにする、などなど。
どれも気をつけているのに、なんで!
とモヤモヤモヤモヤ。
そんなある日、息子に乳を飲まれながら
ふと考えた。
「よく産まれて数ヶ月経つと差し乳になって、
吸われると作られるようになるというけど、
私の乳はいつも先回りして乳をつくってるんだよなあ。
かといってそんなに出がいいわけでもなく、
ミルクも足しているしなあ。
あれ、待って、よく考えたらこれって私の性格そのまんまだわ。
なんでも、その場その場で臨機応変に対応するよりも、
なるべく早め早めに準備しておきたい。
テスト勉強とか、夏休みの宿題なんかも、ギリギリになって間に合わないのが嫌だから、基本的に早め早め人間だもんなあ。
それじゃあ私のおっぱいも同じ性格でも仕方ないじゃん!」
このことに気づいてから、
何ヶ月も抱えていた小さなモヤモヤがなぜかすっきり。
しこりが出来なくなるわけではないものの、
心なしか息子がおっぱいを飲む量も増え、
しこりができても気にならなくなったのであった。
気になることがあると、ついついネットや本に
答えを求めてしまうけれど、
自分で考えることって大事だよねえ
と思った出来事でした。